ロケット打ち上げ時に大きな衝撃(振動)が生じる.この衝撃は燃焼振動によるものであり,特定の周波数で大きな振動を引き起こし,衛星搭載の電子機器などに大きな損傷を与える.ロケットは,搭載可能な質量に制限があるため,小型人工衛星の軽量化は重要課題である.構体パネルに掘り込みを入れ,軽量化しつつ,打ち上げにも耐えうる構体パネルの設計方法の検討を行っている.

図 2017年度日本機械学会全国大会(発表者: 古橋, 開催地: 埼玉大学)

図 試作構体パネルを用いた実験モード解析による周波数応答分析


参考文献

・古橋海威斗, 篠原主勲, 西堀賢司, 溝口正信, 成澤泰貴, 小型人工衛星に用いる構体パネルの振動解析, 日本機械学会, 日本機械学会年次大会, 2017年9月3日-6日, 埼玉大学.